僕の彼女はスイス人~Meine Freundin ist Schweizerin

日本人♂とスイス人♀のどたばた騒動記

日本とスイスを行き来していて思うこと。

大分前回の投稿から時間が開いてしまいました。

正直なところ、仕事の関係もありまして失念しておりました。

 

今年のGWは彼女に会いにチューリヒへ行ってきたわけですが、

今回はその度で何気なく感じたことを記したいと思います。

 

○スイス人は時間に厳しい?

旅行中に限った話じゃないですが例えば電話を切る際や別れる際、

「じゃあ、また後で連絡するね~」

「また今度ね~」

といった表現をしませんか?

 

彼女は勿論、向こうで仲良くなった友人にこのフレーズで終わらそうとすると

「いつ?」と結構な確率で聞き返されますね…。

勿論、ありがたいお言葉ではありますが。

 

あ、時間に厳しいかは置いておいても電車やバスが遅れる場面は殆ど無いので

スイス人はキッチリしているイメージですな。質実剛健とでもいいましょうか。

 

さて、仕事に戻ります!(笑)

マジギレされたお話

しばらく出張でブログを書けずにいた間に考えました。

 

「次は何を書こうか…」

 

ドタバタ騒動記と謳っている以上、騒動をかかなきゃな…と思いましたので、

ここら辺で1つ紹介させてくださいませ!

 

まずマジギレされた原因は、

 

グミ

 

あのHARIBOとかコーラアップとか、まあそういうのです。

 

場所はチューリヒ、彼女の自室です。

 

簡単に書くと、どうしても夜中に腹が減ってしまった私は近くにあったグミを食べるべく、彼女に伺いを立てました。

 

あ、ちなみに気が強いので口論になると基本負けます!

 

私「どうしても腹減ったからグミ食べてもいい?」

彼女「いいよ」

彼女「…ちょいその音

私「何の音?」

彼女「咀嚼音!!

 

勿論、夜中だったので僕なりに気を使って音を立てないように(袋のガサガサ音など)食べていたのに、まさか咀嚼音…?

 

ちなみに口を開けてクッチャクッチャしてたはずもなく。

どう気をつけてもグミを無音で食べれる人なんているのでしょうか…。

 

そこから応酬です、ええ。

 

私「なら一切音立てずに食ってみい!!」

彼女「Mellowは咀嚼音が大きい!!」

私「嫌ならそもそも食べていいっていうなよ!!」

結局翌朝には無事穏便(?)に解決しましたが、グミの咀嚼音でマジギレされるとは思ってもみませんでした。

 

確かに海外の友人に聞くとアジア人、日本人は咀嚼音が大きいとは言われます。

「すする文化がある以上仕方ないだろうけどね」と。

 

クチャラ―は私も大嫌いです。なのでくちゃくちゃ食べていたとは到底思えないんですよ。家族に注意されたことも無いですし…。実は隠れクチャラ―なのか!!

 

とりあえず夜中に物を食べるときは離れて、別室で。

新しい条約が締結されたわけです。

 

確かに夜中に物を食べるというのは許可を貰ったとはいえ配慮に欠けたかなと思います。

 

何が理不尽って「グミを食べる咀嚼音」です。

 

これ、そのまま噛まずに飲み込む以外に音立てずに食べる方法無いですよね…?

 

皆さま、いかがでしょうか。

 

めっちゃしょーもない話ですいません。

そもそものきっかけ④ 最終章 これから僕の弁当を毎日作ってください!

まず最初に謝ります。

 

すいません…そんなとんとん拍子にことは進むはずもなく。

 

 

前回の続きからお話すると今の彼女が欲しいと言ってきたのはBento Box。

 

そうお弁当箱。

 

僕「なんでまた弁当箱?」

彼女「学校に持っていけばランチ代が節約できるし、こっちじゃ良いBento Box売ってないの」

 

また変わったものを欲しがるなあ…と思ったと同時に学生さんなんだな~とこの時初めて気づきました。

 

このBento Boxが僕の記憶に突き刺さり、もっと話をしてみたいと思うようになりました。彼女との直接的なやりとりの進展というかターニングポイントはここだったと思います。

 

しかし弁当箱と言っても自分でしっかりしたものは買ったことない…

とりあえず東急ハンズでも行ってみるか…ということでごく普通の弁当箱を買って送りました。

 

すごく(?)喜んで貰えたようでお返しと3kgのスイスチョコレートが送られて来て吃驚(笑)

 

しばらくチョコはいらねえ…って程食べましたよ、ええ。

塩キャラメルも美味いですが

 

塩チョコも結構イケますよ!(経験談)

ちなみに使った塩はアジシオです。

 

そんなこんなで彼女とは連絡の頻度が増えていき、僕は段々と意識していくようになり…。

 

同時に僕はずっとモヤモヤしていました。

Skypeで声が聞いてみたい、顔が見てみたい…。

 

出会い厨乙

 

出会い厨と言われようが気になるものは仕方がない!!

 

勇気を振り絞ってお願いしたところ…

 

 

 

 

 

 

 

ん?OK~!

 

 

 

 

 

 

 

シンプルやな…。

 

 

まあ勝手に意識してるのはこっちだから当然っちゃ当然。

Skypeで両方顔出し…。

 

 

クッソ緊張しました、心臓バクバクです。

仕事の面談なんてなんのその。

 

 

上司に詰問されてる方が楽ですね!

 

いやそれは流石に言い過ぎました。

 

ファーストコンタクトでもう僕はオワタ。

 

ええ、惚れてまいました。

そもそものきっかけ③ PenpalとSnail Mail、そしてBento Box

イタリア人兄ちゃんグループとの遭遇から数日後…

 

僕「こんなことがあってさ」

David「一期一会を求めるなら旅行いったらいいんじゃね?」

僕「金も時間もないんだなこれが」

David「Foo!Japaneseは働きすぎだぜ…じゃあPenpalとかSnail Mail友達探したら?」

 

ちなみにDavidとは豪州時代に世話になっホームステイ先の兄貴分

兄弟が弟しかいない自分には兄貴分という存在がどうにも有り難かった。

SkypeiPhoneFacetimeで今でも連絡を取っている。

 

実はFoo!なんて言ってるのは聞いたことないです。

きっとMaybe Perhaps。

 

話がそれましたね…すいません。

 

その電話後、すぐGoogle先生でPenpalと検索してみると関連サイトが出てくる出てくる…。

 

とりあえずリストを眺めながら本物の手紙のやりとり希望していた数人の方にメール発射!

返信が来たり来なかったりしましたが世界中の人々と手紙等を交わすことは本当に楽しいですね。

 

肉筆と紙媒体という現代で言えばアナログ(?)ですが手紙の他にもお菓子を送り合ったり、その土地でしか手に入らないであろう小物なんかも送り合いました。

 

食欲無くす系パステルカラーのお菓子や、もはや砂糖の塊かと思うほど甘いビスケット謎肉ジャーキー

 

ジャーキーうめぇ(´_ゝ`)

 

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日本からはお菓子だったり折り鶴、紙風船なんか送ったりしていました。

鶴なんかは結構有名?になってきているみたいで、あまり海外の人が知らないであろうものを折ってあげると喜んでもらえた覚えがあります。

 

Prison Breakでも折り鶴ならぬ折り鳥が出てきてたりしましたもんね。

 

 

 

そんなこんなで話が一気に飛びます、スミマセン。

 

彼女もそのPenpal Friendsの一人で、当時は特別意識していませんでした。

スイスと言っても「永世中立国」「アルプス」「ハイジ」位しかすぐに浮かんでこなかった。(恥ずかしい)

 

今だからぶっちゃけてしまえばOne of themだったわけです。

 

ただ、

 

他国々の方がお箸やキットカット、Something typical Japaneseを欲しがる中で、

 

 

彼女が「弁当箱」が欲しいと言い出すまでは…。

そもそものきっかけ② イタリア人と信州の車窓から

イタリア人のお兄ちゃんグループ(恐らく同い年位)と遭遇したのは4年前。

名古屋から長野への「特急ワイドビューしなの」での出来事でした。

 

記憶が曖昧ですが車内はシーンとしていて彼らと僕しか乗っていなかったんじゃないかと思えるほど。

指定席の関係上、車内は空いているものの彼ら4人組は隣のBOX席へ。

 

何やら真剣に本を皆で読んでは何かを確認しているようでした。

ちょっと気にはなってたものの、心地よい揺れと共にそのまま僕は気絶。

 

 

 

…マセン

 

…スミマセン

 

目を開けると先ほど目にした分厚い本を手にガチムチイケメン兄ちゃんがこちらを見ている。

 

(うお、かっけえ! 聖書?宗教の勧誘かな…?)

話を聞くと彼らは長野にスキー旅行に来たそうな。

宗教の勧誘なんて思ってゴメンナサイ。

そりゃ楽しそうだ、いいじゃないー!!なんて話をしていると、

 

「No hotel for tonight...We are looking for...」

 

宿が無い…だと…

 

旅行に来るのに宿は手配していないという理解に苦しむ展開だったけれど、

これはイタリア流なのだろうか。はたまた何かトラブルがあったのだろうか。

 

そこで色々合点が行く。

さっきみんなで読んでいたのはガイドブック。

そんでもって神妙な顔をしていたのは宿が無かったから。

 

しかも…

 

書かれてるのめっちゃ日本語やん… 

 

僕に声をかけてきたのは日本人ぽいのと携帯を持っていたから。

ホテルに電話予約を入れてほしいとのことだった。

 

時刻は21時くらいだっただろうか…?

少なくとも当時、この時間から宿の予約は厳しいぞ…と思ったのは覚えている。

 

山中を走る列車の為、通話が途切れる途切れる。

 

21時に宿泊予約でしかもいきなり切れるとかいたずら電話だと思われるんじゃないか…。

 

「…そうですか。すいません。」

「一杯ですか…」

 

「ぅえ!?空いてる!?」

 

事情を説明して何とかスキー場近くの宿を確保。

スキーシーズン真っ最中だったが想像してたよりスムーズに予約が取れた。

 

彼らはたたずを飲んで見守ってくれていたが宿が取れたと分かると大喜び。

 

「記念写真撮ろう!」

 

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何の記念かは良く解らなかったものの、ガタガタ揺れまくる車内でやっと撮れた一枚。

いい具合にオートモザイク処理されててGood!!

 

その後彼らは野沢方面に行くと長野駅で別れた。

恐らくもう一生会うことは無いのだろうと思うと何とも儚い気分になる。

 

まさに一期一会。

やっぱり異文化交流は良いなと再認識した瞬間でした。

 

もうちっとだけ続くんじゃ。

そもそものきっかけ① オーストラリアへ

そもそも彼女に出会ったきっかけはPenpal、所謂文通友達でした。

じゃあなんでPenpalを?って話になると思いますので更に話を掘り下げましょうか。

 

 

まだ僕が中2の頃、地元の市が主催する交換留学&ホームステイプログラムに参加したのが始まりでした。

ただ「留学」と言っても5泊7日の旅。

そう、当時の僕は「留学という名目で海外旅行に行けるうひょー」くらいしか考えていないアホ。

向先はオーストラリア。

丁度シドニーオリンピックで賑わっていたのを今でも覚えています。

英語も喋れなければ意思の疎通も難しく、ホームステイ先で飲み物一つ欲しいだけで難儀しました。

だからなのか定かではないですが、外国語で意思疎通することがこんなにも面白いものなのかと、今思えばこの時が人生のターニングなんちゃらだったんだと思います。

通じた時の悦びとでも言いますか…おおっ!?となる瞬間でした。

 

まあ勿論殆ど通じないわけです。

 

「What would you like?」と聞かれ

「Yes!」と満面の笑みで答える

 

Mellow式英会話です。

 

会話に…なっていない…だと…!?

 

 

 

そんなこんなで彼らとはずっと仲良くさせてもらい、高校卒業後には本格的に留学もすることが出来ました。

 

今のところスイスの「ス」も出てきていませんね、すいません。

 

その後、学生生活も終え社会人として生活を始めたある日、それは突然訪れました。

 

 

帰省中の電車内でイタリア人のお兄ちゃんグループとの遭遇です。

続きはちょっと休憩してから書きます、ごめんなさい。

 

 

まずは自己紹介。

皆さん初めまして!

 

まずは簡単な自己紹介とこれからの投稿で配信してみたいことをお伝えしようと思います。

 

ブログはおろか文章を書くことに慣れていないので、色々不都合があるかとは思いますが生暖か~く見守って頂けたら幸いです。

 

ではでは・・・

 

年齢:30歳 男性(日本生まれ日本育ち)

出身:甲信越地域(現在は関西在住)

仕事:サラリーマン

趣味:旅行、ゲーム、ドライブ、目覚ましOFFで寝る(基本引きこもりです)

 

彼女

年齢:25歳 女性(スイス生まれスイス育ち)

出身:スイス チューリヒ

仕事:大学院生

趣味:絵画、音楽、散歩(基本引きこもらないです)

 

 

本っ当に簡単な紹介ですが既に性格が全然違うのはお分かりかと思います。

それにプラスして全く異なる文化が混じり合うわけです…。

 

圧倒的不安…! 開戦間近…!

そんなこともよくありますし、ありました。これからも続くでしょう。

だけど、それでもお互い楽しんでやっている部分が殆ど…だと思う

 

きっとMaybe Perhaps。

 

そんな日常的カオスを晒していきたいと思います。

 

ちなみに今は別々(日本とスイス)に生活をしているためそこまでのカオスは生成されず平和な日々を送っております…!

 

つらつらと書いてしまいましたが次はハプニング紹介前に出会ったきっかけなんかもお伝えしたいと思います。

質問等なんでもお気軽に頂けたら嬉しいです。

 

それでは、また。